以前の日本人死亡原、第4位は肺炎だったが、厚生労働省の人口動態統計(2012年の年間推計 日本経済新聞掲載)によると、死因別の死亡数は、がんが36万1000人でトップ。次いで心疾患(19万6000人)、肺炎(12万3000人)、脳血管疾患(12万1000人)の順だった。
上位4疾患で全死亡数の6割強を占めた。肺炎は高齢化を反映して、11年から死因のトップ3に浮上。感染症対策が遅れていた1951年以来、60年ぶりに3位となった。
肺炎が3大死因に入ったのは、高齢化が進んだことが主な要因だ。高齢者の...
この高齢者の命を脅かす恐ろしい誤嚥性肺炎の原因の約80%が、口腔内細菌である。実際に口腔内が汚れている方は、そうでない人に比べ、何倍もこの肺炎が起こる可能性が高くなる。逆に口腔内をきれいにすると肺炎などが減少する。
高齢者や障害者で口腔内が汚染されたままであれば、誤嚥性肺炎のリスクが高いと考えた方がよい。その口腔内感染の温床となるのが舌苔(ぜったいとは)である。
舌苔とは食物の残りかすや、剥離した舌の細胞、口腔内細菌とその代謝産物から構成される文字通り舌の苔のようなもので、健康な人にも付着してお...
高齢者や障害者で口腔内が汚染されたままであれば、誤嚥性肺炎のリスクが高いと考えた方がよい。その口腔内感染の温床となるのが舌苔(ぜったいとは)である。
舌苔とは食物の残りかすや、剥離した舌の細胞、口腔内細菌とその代謝産物から構成される文字通り舌の苔のようなもので、健康な人にも付着してお...
舌苔がつくと細菌の温床となり肺炎や経口感染症にかかりやすくなる為に日々の口腔ケアの中に舌苔除去を取り入れることが必要だ。
口の中の細菌を減らす口腔ケアのやり方としては1.基本は、普通の歯磨きを丁寧にする。 歯ブラシの面を歯の表面に垂直に当て、とくに歯と歯のすき間に掻き出すイメージで、力を入れすぎず小刻みに歯ブラシを動かして磨く。
2.舌の上にも非常に多くの細菌が付着しているので、市販の舌ブラシを舌の表面に優しく当てがい、奥から手前に向かって力を入れずに動かして、舌の表面を磨く。
3.最後に口の中...
口の中の細菌を減らす口腔ケアのやり方としては1.基本は、普通の歯磨きを丁寧にする。 歯ブラシの面を歯の表面に垂直に当て、とくに歯と歯のすき間に掻き出すイメージで、力を入れすぎず小刻みに歯ブラシを動かして磨く。
2.舌の上にも非常に多くの細菌が付着しているので、市販の舌ブラシを舌の表面に優しく当てがい、奥から手前に向かって力を入れずに動かして、舌の表面を磨く。
3.最後に口の中...
舌苔の方法は特に難しいことはないのだが、気を付けるべき点はいくつかある。1. 舌苔用のブラシは専用の物を使用する事。実は俺様は普段、歯を磨いた歯ブラシでそのまま舌苔を除去すべく、舌をゴシゴシ磨いていたのだが、どうやら歯ブラシや、刺激の強い機材で舌を磨くと、舌のきめを粗くし、痛めるため出血・腫れたりとかえって舌苔が厚くなり、口臭がひどくなる恐れがあるというのだ。
また、口臭の90%は舌苔から発生するといわれ、臭いは歯垢(しこう)、舌苔(ぜったい)など歯や舌につく食べかすのたんばく質が口の中の細菌で...
また、口臭の90%は舌苔から発生するといわれ、臭いは歯垢(しこう)、舌苔(ぜったい)など歯や舌につく食べかすのたんばく質が口の中の細菌で...